2010年02月14日

バンクーバーオリンピック開幕

昨日、バンクーバーオリンピックが開幕しました。

開幕式は先住民と自然が強調されたイベントだった。

実はこの北米地域には19世紀からイギリス・フランス人が進出してきて先住民に対しアクドい同化政策が行われた。
子供は先住部族から切り離し隔離し英・仏語による教育を実施した。ここでレイプなどの性的ないやがらせ等が相当数おこなわれた。私が滞在していた2001年当時、その訴訟が約800件も行われていた。

そんな話が頭の片隅に残っていた。こういう恨みは簡単に消えるものではない。
住む土地、財産、言葉、文化を奪われ今になって「白人の築いた文化の一部を提供しますよ」と言われても「うれしいな!」とは思えないだろう。支配下にあることには変わりないのだ。

こういうイメージを払拭させたいという考えは強くカナダにはあり今回の開幕式のイベントとなったのだろう。
ただ、一昨年の北京オリンピックでは新疆ウイグルやチベットなどの問題を隠し民族融和を印象付けようとしていた。どう見てもこれと重なって見えてしまう。
「自分達のやってきた(やっている)汚点を逆に綺麗に世界中にアピールしたいのか。」と。

今、カナダで先住民への弾圧は表面上はないが、失業率などは高いままなのだという。

日本人には異民族による支配という歴史はなくピンとこない話題かもしれない。
しかし今、民主党が決めようとしている外国人参政権が決まれば遠くない将来、この「先住民」となるのは我々日本人かもしれない。
などと深く深く考えてしまう。

さてモーグルでも見よっかな。バンクーバーの暮らし方
バンクーバーの危険ページに掲載されていた記事です。
http://www.vankura.com/crisis_info.htm


「カナディアンはフレンドリーで…」なんて聞いたことがあるだろう。ガッカリさせるようだが、実はそうでもない。ここにもドロドロとした人種差別が存在する。

カナダには「ファーストネイション」と呼ばれる先住民がいる。
彼らは「アナタは何人ですか?」と聞かれて「私はカナディアンです。」と名乗らない。彼らの歴史もUSAのインディアンと大差はない。
フロンティア精神などと言ってヨーロッパから来た白人に追いやられて、いつの間にか自分達の国の中にカナダなんてモノを作られてしまった。居留区に押し込められても、彼らはファーストネイションというアイディンティテイを捨てなかった。

特に19世紀からイギリスとフランスにより同化政策が行われたようである。部族から切り離し、彼らを集め英・仏語による教育を実施した。ここで性的ないやがらせ等が、かなりあったという。現在その訴訟が約800件にもなるという。
つまり彼らはカナダを憎んではいても、私が生まれた祖国という感覚はないのだという。
現在、カナダ政府は彼らに対して莫大な予算を使って保護をしている。病院はタダ、公共の乗り物もタダ、学校もタダなのである。カナダは彼らの土地を借りているとい うのが基本概念にあるようだ。一部にはやりすぎだという声もある。
果たしてこれが彼らをよい方向に導けるのかどうか誰にもわからない。

ファーストネイションに会ってもステレオタイプに「いい国ですね。」などと、バカげた話題を振ってはならない。
posted by バン暮ら at 19:34| オリンッピック